体の感覚に対して、フォーカシングを使って感情を探り、記憶に対して、マトリックス・リインプリンティングを用いたセッションを受けていただいたYさん(男性・20代)の感想です。

 

セッ ションを受けて一番印象的だったのは、体の感覚から、自分の中にある感情や思いを感じることをやってみると、普段、感情を溜め込んでいる自覚はありました が、想像以上だったということです。私の場合は、体を感じると「おるで」と主張している部分がありました。それは、まるで、髑髏が唸りながら無数に湧き出 てくる感じで、それによって体が床に引っ張られる感じでした。
その声に耳を傾けると、孤独な感じや不安感といった感情を感じました。普段、生活している中では、もやっとしている程度の感情でも、よーく見ると、深い部分では強大なものであった驚きが忘れられません。

自 分の深い所で、このように主張している部分や感じている感情に対して、セラピーテクニックを使って感情の解放を行いました。孤独な感じや不安感にEFTを していると、小5の自分と母との記憶がでてきました。昔からあまり愛情を表現することのない母でしたが、マトリックス・リインプリンティングで、小5の自 分が感じていた孤独感や不安感を癒し、初めは照れていた母から、しっかり抱きしめてもらったり、一緒に布団に入って寝るなど、あの頃の私が、母からもらい たかった愛情を受け取り、最後は安心で楽しいイメージを刷り込み終わりました。セッション後、想像以上に安心感が増したのを覚えています。

た だ単に、自分の奥底にネガティブな感情があると分かっただけでは、正直そこで終わってしまったと思います。セッションを受けたことで、「おるで」と主張し ていた部分と会話や交渉ができたこと、自分の中にある感情や思いを見つけることができた事、その感情を押し込めようとしないで向き合えたことが、自分の成 長に繋がっていくような気がしています。

今 は、日常的にEFTを使ったり、私はエネルギーに敏感なようなのでグランディングを意識しています。EFTは仕事中であっても行えるので、同僚に対して負 の感情を抱いた時などに使っています。また、最初自分の体が引っ張られるぐらいに感じた「おるで」の部分ですが、今は感じることもできますが、自分の心の 安定の障害にはなっていない状態です。

セラピスト情報

下田屋 寛子

氏名:下田屋 寛子
住所:東京都中央区
HP:http://hiroko-shimotaya.com/

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