15年近く家族として掛け替えのない存在であった最愛のペットを天へ見送ったAさんは、深い悲しみと喪失感に包まれていらっしゃいました。
眠ることもできず、少しまどろんでも目を開けた瞬間から涙が溢れ、何を食べてよいかも分からない状態でいらっしゃいました。
いつもなら、辛い事があったら それ以上の前向きなエネルギーが湧いて行動できるのに 今回はそのエネルギーが全く湧いてこない状態とおっしゃっていました。
お別れがあってから、2日が過ぎた日にセッションを受けにいらっしゃいました。
お話を伺い、現在の辛い感情にEFTを試みましたが、やはりまだ日が浅いため、少しの効果しかありませんでした。
そこで、マトリックス・リインプリンティングによるグリーフセラピーを行いました。そして、
イメージの中で 最愛のぺットと安心できる空間に行って頂き、伝えたかった事、聞きたい事等を
そこで自由にペットと会話して頂きました。
会話が終わる頃には、Aさんの表情が少し緩んでいらっしゃいました。
そこで、最愛のペットとAさんで 一緒にしたい事を相談して決めて頂きました。
そして思いのままに、その空間で充分に繰り広げて頂きました。
そしてその幸せで愛に満ちたペットとのイメージをリインプリンティングしました。

終了し、目を開けられた時「あ~、ずっと冷たかった手があったかくなってきました。」とおっしゃり、表情もいらした時よりもずいぶんと柔らかくなられていました。
最愛のペットとの別れという深い悲しみによるストレスで交感神経が優位になり、不眠、食欲不振、手足が冷たい等の身体症状が、セラピーによりなんらかの癒しが起こり、副交感神経が優位になられたのだと思います。

【その翌日のメールで頂いたご感想】
セッション後 夕方帰宅して、もう眠くて眠くて、夕食がわりに家にあった豆大福を頂いて、朝まで熟睡しました!そして朝 目覚めても泣きませんでした。主人と亡くなったペットの子供達2匹と一緒にカフェに朝ご飯を食べに行きました!!マンションのフロントの方とやっと話す事もできました。ありがとうございました。
※約半月後にこのセッション例をこんな形で掲載させて頂いてもよろしいでしょうか?とお目を通して頂きましたところ「読んでいて、そうだったなあ〜と振りかえることができることが 穏やかな気持ちの証拠ですね。とにかく、おかげで元の自分に戻れました。改めて、ありがとうございます。」とおっしゃって下さいました。

セラピスト情報

氏名:渡辺 花香里
※現在、マトリックス・リインプリンティング・ジャパンには登録しておりません