テーマ) 久しぶりに母親と会って以来、ずっと倦怠感や重たい気分から抜け出せないのをどうにかしたい。

1週間前に久しぶりに母親に会い、長時間会話をした。母親が他人の悪口ばかり喋り続けていたので、私は「相手の人にも何か事情があったのかもよ」などと自分の意見を述べたところ、母親が物凄い剣幕で「アンタにそんなエラそうなことを言われたくないわ!」と睨みつけられた。

なんというか本当に般若のような形相が頭にこびりついて、何だか心が凍りついたような気持ちがする、何もやる気が起きないとの事。そこでタッピングを始め、その時感じた凍りつくような思いを感じてもらっていると、とても悲しい気持ちが胸のあたりに込み上げてきたとの事。この悲しい気持ちにタッピングを続けていると、強い孤独感や寂しい気持ちが湧いてきたとの事。しばらくこの気持ちにタッピングを続け、数値が8から2に下がったところで、体から取り出して目の前においてもらう。灰色の岩のようなものとの事。クライアントにこの岩にタッピングをしてもらう。しばらく岩にタッピングを続けていると、拳大のイガイガしたものに変化したとの事。これに

「いつからいるの?」と尋ねてもらうと、彼女の4歳位の家へ。クライアントに、女の子へ挨拶してもらう。女の子は強張った表情なので「どうしたの?」と話しかけてもらう。女の子が答える前に、「あ、何か怒っているのかも・・でもお母さんは仕事が忙しいし、怒ったりしちゃいけないんだよね」と自分に言い聞かせるように言うので、「その怒りの気持ちを感じてみましょう!」とクライアントにタッピングを始め、しばらくして「あ、何か無性に腹が立ってきた!私、お母さんに怒っていたんだよね」「そうだったのかぁ」としみじみと。更にしばらく怒りの気持ちにタッピングを続けていると、女の子がイガイガを持って庭へ飛び出して行った。するとその後のイガイガは、石からゴムボールに変化したとの事。女の子がこのボールを壁に投げて遊びたいらしいので、クライアントにOKするように指示した。女の子は「お母さんなんか嫌い、大嫌い!」と何度も言いながらボールを繰り返し投げつけているとの事。

「あぁ、何だか楽しそう!お母さんなんか大嫌いって言いたかったのか!そっかそっか!」とクライアントが笑い出した。女の子に気が済むまで「お母さんなんか大嫌い!」と繰り返しボール投げを続けてもらい、しばらくするとスッキリしたらしいので、イガイガボールについて尋ねると強く握りしめているとの事。女の子は「このボールは絶対に手放さない」と言っているというので、クライアントに「イガイガボールを手渡してくれるか?タッピングしてもよいか?」と女の子に尋ねてもらう。「彼女は触られたくないんです!」とかなり興奮した様子のクライアント。90分経過していた事もあり、EFTに切り換えてイガイガボールに触られたくないという思いにタッピングをする。しばらくして落ち着いたので「触られたくないと思っているけれども私は私を受け入れます」というセットアップフレーズでタッピングしてよいか尋ねると、「受け入れる」という単語に対してムカついてきたとの事なので、このムカムカした感情にタッピングを行い落ち着いたところで取りあえずセッション終了。

その後は、「お母さんの般若のような顔を思い出しても、もう何ともないわ。ゴムボール投げ、本当に楽しかった」という感想でした。
「またもしよかったらMRのセラピー受けてみてね」と声掛けしました。

セラピスト情報

阿部芳子

氏名:阿部 芳子 (アベヨシコ)
住所:大分県大分市
HP:http://rosequartz.biz

 詳細を見る