テーマ)職場の後輩と接していると時々キレて大声で怒鳴ってしまうのをどうにかしたい。
40代女性

自分が20年勤めてる会社に、2年前入社した現在21歳の女性の様子を見ているといつもイライラし、時にキレて大声を出してしまう。本当は穏やかに接したいのに職場にいる間中、彼女の様子にイライラし続けている。「彼女のどんな様子にイライラしますか?」と尋ねると、暗くて声が小さくオドオドしている態度が我慢ならないとのこと。目を閉じてもらい目の前に後輩をイメージして、イライラした感覚感情をまず感じてもらう。すると全身に怒りを覚えるとのことで、そのイライラ・怒りにタッピングを始める。

しばらく続けると胸のあたりにイライラ感や怒りがあるとのこと。その胸の感覚感情にタッピングうを続ける。しばらく続けていると「どうしてそんなにオドオドしているの?私が悪いの?」もしも会社を辞められてしまったらという恐れ、職場に馴染ませてあげられない罪悪感、自分の気持ちを受け取って態度を改めてくれない彼女への怒りなどの感情が次々と溢れてきて興奮してきたので、それらの感情1つ1つにタッピングを行い解放していく。イライラの数値が2に下がったところで、胸にあるイライラ感を目の前に取り出してもらうとグレーの塊がウニョウニョ動いているとの事。これに対してしばらくタッピングをしてもらっていると、お腹のあたりに何とも言えない恐怖を感じるとの事。

この恐怖に意識を集中してもらいタッピングを続けていると、自分の入社した頃に社長から度々突然に怒鳴られていた当時の記憶が湧きあがってきたとのこと。当時のエコーの所に行ってもらい、挨拶をしてからタッピングをしてもらう。しばらくタッピングをしてもらったが、恐怖心はビクともしないとのことなので、クライアントと相談しエコーに現在の彼女が話をすることに。エコーの所へ行き話をしてもよいかと尋ねると頷いてくれたとのことなので、話をしてもらう。「怖がってばかりいないで相手の言っていることに耳を傾けてみてごらん、焦らなくていいんだよ、1つ1つ仕事を覚えていけばいいんだよ、そうしたら必ずできるようになるから大丈夫、大丈夫、そんなに怖がらなくて大丈夫」隣に立って優しく背中をタッピングしながら声掛けを続けていると、エコーが安心した様子になり恐怖心がなくなったとのこと。数値は0とのこと。

すっかり恐怖心の取れたエコーとハグをしながら彼女の安心した様子をしっかりで全身で感じてもらう。クライアントに目を開けてもらい後輩へのイライラ感のことを尋ねると、「よくわからなくなった」とのことなのでEFTでイライラ感が0になるまでタッピングを行い終了。
その後、後輩に対してイライラを全く感じなくなったとの事でした。

セラピスト情報

阿部芳子

氏名:阿部 芳子 (アベヨシコ)
住所:大分県大分市
HP:http://rosequartz.biz

 詳細を見る