テーマ)障害者や寝たきり老人に対して生きている価値があるのかと一瞬頭をよぎって
しまうのをやめたい。

目を閉じてもらいタッピングを始め感情感覚を探っていく。しばらくすると一瞬頭をよぎる感情はお腹の中にあるとの事。そこに意識を集中してもらいタッピングを続け数値が3に下がったところで、この感覚を目の前に取り出してもらうとグレーの塊であるとの事。これに対してクライアントにタッピングしてもらう。

しばらくすると、高校を卒業して6年間他県で1人暮らしをしながら働いていた頃の記憶が甦ってきたとの事。仕事は当時の彼女にとって大変なものでとても大きなプレッシャーだった。仕事を辞めて実家に帰りたい気持ちを必死に抑えながら頑張っていた当時の感情が込み上げてきた。

当時のエコーに会いに行き挨拶をしてタッピングを始めると、強い緊張感で全身がガチガチになっているとの事。しばらくタッピングを続けていると、緊張感が眉間に集中してきたとの事。眉間に意識を集中してもらいながらタッピングを続けていると、5,6歳のころの「私はお母さんに受け入れられていない!愛されていない!」と感じた瞬間のことが甦ってきた。

当時のエコーに会いに行き挨拶をしてタッピングを始めると、絶望感・悲しみの感情が溢れてきてクライアントが激しく泣きじゃくる。しばらくタッピングを続けるが数値は下がらずエコーに尋ねてもらうと、お母さんは決して私を受け入れないと確信している様子。エコーにどうしたいか尋ねると「でも絶対にお母さんは私を受け入れない」と譲らないのでEFTに切り換え、「お母さんは絶対に私を受け入れない、愛してくれないと思っているけれど、私は私を深く受け入れ愛します」とタッピングを続け数値が0に下がったところで終了。

セッション後の感想で「何だかすごく不思議なんですけど、(この人って生きている価値があるの?)と反射的に感じることがなくなりました」との事でした。

セラピスト情報

阿部芳子

氏名:阿部 芳子 (アベヨシコ)
住所:大分県大分市
HP:http://rosequartz.biz

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